「Dynamite(ダイナマイト)」はBTSの大ヒット曲。
BTSにとって初めての全編英語詞の楽曲ということで、韓国のみならず世界的にヒットを記録しました。
軽快なメロディとマネしたくなるダンスが魅力ですが、この楽曲にはどんな想いが込められているのでしょうか。
「Dynamite」はBTS初の全編英語詞の楽曲
「Dynamite」は2020年11月20日にリリースされたミニアルバム「BE」に収録されている楽曲です。
当初は配信のみの予定でしたが、デジタルシングルとしても発売されています。
BTSはメンバーたちで曲作りを行うことも多いですが、この楽曲に関してはデイビット・ストゥワートとジェシカ・アゴンバーが作詞作曲を手掛けます。
初めてこの曲を聴いたメンバーたちが、英語の歌詞のままの方がメロディによく合うと考え、そのまま全編英語詞でのリリースとなりました。
「Dynamite」はコロナ禍の世界を元気付けるナンバー
「Dynamite」のリリースはちょうどコロナウイルスの影響でどの国も大変だった時期。
ウイルスの終焉はいつになるのか、先の見えない状況に世界中が暗くなっていた頃でした。
「Dynamite」はそんな暗い世の中にそっと光を灯してくれるような明るく軽快な楽曲。
ディスコポップのどこか懐かしい雰囲気と、思わず口ずさみたくなるメロディには、BTSのメンバーたちからの「聴いている人に元気を出してほしい」という想いが込められています。
明るく楽しい世界観が魅力の「Dynamite」のMV
「Dynamite」のMVは、部屋、食堂、レコードショップ、ドーナツ屋さんなどさまざまな場所で歌い踊る姿が印象的。
80年代のディスコだったりや野外コンサートのような広々とした広場だったりも登場し、さまざまな場所で楽しそうに踊っているメンバーの姿が見られます。
全体的に明るく爽やかな色が多く使われていて、見ているだけで気分が上がるような画面展開。ぴたりと揃ったダンスが魅力のBTSですが、このMVでは自由にラフに踊っているところも新鮮です。
マネしやすさがポイントの「Dynamite」のダンス
キレがありつつも、どこかラフで自由さも感じさせる振り付けが魅力の「Dynamite」。
一糸乱れぬ構成ではなく、アドリブも楽しめるような遊び心のあるダンスとなっています。
メンバーのジョングクは「真似できる動きも多いので、是非ファンの皆さんにも踊ってみてほしい」とコメント。
実際に「Dynamite」は世界中の人がカバーして、SNSにたくさん動画が投稿されました。大変な時期に世界がダンスで繋がれたのも「Dynamite」の大きな魅力だったのではないでしょうか。
まとめ
今回は、BTSの「Dynamite」について楽曲解説をしてみました。
BTSらしい形で伝える世界への応援メッセージ。
これらの想いを知った上で、もう一度「Dynamite」を聴いてみると新たな発見があるかもしれません。
最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。